イントラムロスは、スペインがフィリピンを統治した16世紀に築かれた城塞都市。第二次世界大戦の際に破壊された街の中で、唯一無事だった建物が、世界遺産になったサン・アグスティン教会だと言われています。
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イントラムロスの行き方
イントラムロスの最寄り駅は高架鉄道のU.N.アベニュー駅。U.N.アベニューとクロスするマリア・オローサ通りへ入ってリサール公園を縦断すると、世界遺産イントラムロスの入口となる、立派なゲートが出迎えてくれました。
イントラムロス・ゴルフコース
城塞を眺めていると、周囲に芝生が覆う庭園のような場所を見つけました。よく見るとここはゴルフコースのようです。こんな街中にあるなんて!ちょっとビックリしました。
ここ「イントラムロス・ゴルフコース」は、イントラムロスの城塞を取り囲むように、コースが設けられています。一説によると、ここはアジアで最初にできたのゴルフ場だそうです。
サンディエゴ要塞
サンディエゴ要塞は、マニラでもっとも古い石造りの要塞だと言われています。
世界遺産 サン・アグスティン教会
城壁内に入ると、行き交う車の数も少なくなり、少し落ち着いた雰囲気に。訪れたのは「サン・アグスティン教会」1587年から1606年にかけて建設され、フィリピンで最古の教会と言われています。1993年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。
入口で入場券を購入して中へ。見学してみると、礼拝堂だけでも10以上あり、その広さと部屋の多さから、ヨーロッパの古城を思い浮かべました。どこも荘厳な空気が漂っています。
強固な石造りの館内を歩いていると、古い修道院を利用した博物館エリアへ。部屋ごとにかなりの数の展示物が並び、さらっと見るだけでも1時間程度予定されたほうがいいかもれません。それだけ見応えあります。
マニラ大聖堂
マニラ大聖堂はカトリックの大聖堂。第二次世界大戦で大きな被害を受けましたが、1958年建物に再建されました。
ロマネスク風の建物の内部では、フィリピン最大のパイプオルガンやステンドグラスが目を惹きます。
サンチャゴ要塞
パッシグ川を望むサンチャゴ要塞は、城壁都市の中で最も重要な場所でした。