愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムは、建築外装や水周りのタイル等、日常生活に身近な場所で数多く使われている陶器をアートに展示した博物館。週末を中心に体験イベントも開催され、お子さんを連れたご家族にも人気があります。
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INAXライブミュージアムへのアクセス
名鉄空港線の常滑駅で下車。徒歩で20分ほど。または知多バスの常滑~知多半田線のINAXライブミュージアム前のバス停で下車後すぐです。
トンネル窯
まず最初にやって来たのは、連続燃焼タイプのトンネル窯。全長80mあった窯のうち、余熱帯、焼成帯、冷却帯3つの帯から、部分的に復元された16mを見学することができます。
窯のある広場・資料館
現在、窯のある広場・資料館は工事中。工事が終われば、高い煙突と建物・青空がひとつになった写真を撮影することもできそうですね。
建築陶器のはじまり館 テラコッタパーク
建物の装飾に用いられた建築陶器のタイルやテラコッタが展示されています。
企画展「和製マジョリカタイル―憧れの連鎖」
大正初期から昭和10年代にかけて製造された和製マジョリカタイル。イギリスのヴィクトリアンタイルが源流と言われています。洋風建築が多く建てられた明治時代に、イギリス等各地からタイルに刺激を受けた人々が、試行錯誤の末に製造工程を確立、ここに和製マジョリカタイルが誕生しました。
残念ながら国内での需要は盛り上がりませんでしたが、台湾や中国、東南アジア、インド、中南米、アフリカ等へ輸出。今も各地に残っているそうです。なお、この企画展は2018年11月03日から2019年04月09日まで開催。
世界のタイル博物館
世界のタイル博物館では、世界の装飾タイル約1,000点を展示。他にミュージアムショップやレストランも併設。
印象的だったのは、イスラームのタイル張りドーム天井。プラネタリウムを見ているような感覚でしばらく眺めていました。
染付古便器コレクション展
展示されている染付古便器をひとつひとつ見学しながら、華やかな絵付け、白と藍色に清潔感が、用途を超えて芸術作品に仕上がっている…と感じました。
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INAXライブミュージアムの基本情報
住所:愛知県常滑市奥栄町1丁目130