栄での劇場公演の帰り。予約した新幹線の出発時間を気にしながら、地下鉄を降りて地上へ上がって来ました。kioskで買いたかったしるこサンドをゲット。改札口へ続く通りを早足で歩きます。と、駅弁ののぼりが目に入ってきて、吸い寄せられるようにお店へと足を向けました。みそカツやとり御飯など色々あって目うつりする中、クラシカルな白地のかけ紙をまとったお弁当が気になります。
描かれているのは大正11年のかけ紙で、名古屋市内電車の略図が載っています。さっき利用した地下鉄路線も、以前は地上を走る路面電車だったのかな。（後で製造元の松浦商店さんのホームにページを見ると、このかけ紙は他にも何種類かあり日替わりで使用されているそうです。）値段も690円と割安だったこともあり手にしました。ちなみに当時のお弁当代は20銭だったそうです。
さて、5分前にはホームにあがることができて、しばし待合室で過ごした後、列車に乗り込みました。社内はほぼ満席。確保していた窓側E席に腰をおろします。紐を外し、かけ紙・ふたを取ると↓
おー、ごまがかかった白ご飯がたっぷり！揚げ物、焼き物、煮物…とおかずも色々入っています。これはお買い得だったなぁ～と思いながら、割り箸を取り出し、小さく折りたたまれたおしぼりで軽く手を拭いて、さあ準備OK！いただきます。
どのおかずもしっかりした味つけで、ビールのお供にもなります。私はご飯大好き派なので、この量には大満足！ご馳走さまでした。
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