目黒 ひいらぎ 抹茶金時カキ氷と看板のたいやきをお土産に…

久々の予定を入れなかった土日連休は、ゴロゴロ読書三昧。私がこれまで読んだ数々の本の中では、文庫本1冊にしては最長編と思わせた船戸与一さん著「河畔に標なく」を2日かけて完読。ミャンマー奥地の山岳地帯を舞台に、大金を追うそれぞれの思いが交差、最後に得たものは…ネタバレをしないように書くと、かなり端折っていますがこんなストーリー。映像化されても面白い作品だと思います。

さて、気がつけば、時計の針は午後5時前…。日曜日にこの時間に漂うブルーな気分…このまま1日中ずっと家にいたのでは…という変な焦燥感…そんな時にふと思いついたのが…夏が終わってしまう…昨日でこそ晴れ間が見えたとはいえ、最近の関東地方は雨の日が続いていて、ちょっと夏の終わりを惜しむ間も無く、秋がやってきそうな気配…それを跳ね返すべく、ドアを開けて外に出ました。

雨模様でもうあたりが暗くなり始めた車窓を横目に、下車したのは東急東横線の学芸大学駅。西口から続く商店街を歩きます。関西にいる時は思ってもみなかったのですが、住んでみると、東京には商店街が多いんだなぁ…男性が自転車を手で押し、その横を女性が買い物袋を下げて、並んで歩きながら談笑…そんな学生さんと思しきカップルを目の前で見ていると、なぜだかホッとするのでした。こういう光景っていいなぁ…

さて、目指すお店は、途中から商店街から道を曲がった先に。『目黒ひいらぎ』さんです。恵比寿にある「たいやきひいらぎ」から暖簾分けされ、こちらにお店を構えてから4年ほどになるそうです。看板の逸品はもちろん「たいやき」なのですが、夏季はカキ氷も提供していただくことができます。今シーズンも9月末で終了かな…と思ったら、早く食べておかないと…とはやる気持ちに押されてやってきました。

周りは住宅街のようで、落ち着いた雰囲気。お店の前と入口に椅子が並べられていて、こちらでいただくようです。店員さんに「カキ氷できますか?」と尋ねると、壁に掲げられたメニューを指して、「どれにされますか?」と訊いてもらいました。苺ミルクに小豆ミルク、変わり種に酒粕シロップ…どれも気になったのですが、抹茶金時をオーダー(いづれも400円)。一瞬、宇治金時と言い間違えてしまいました。間もなく持ってきていただいたのが↓

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早速いただきます!氷の冷たさと抹茶の風味、食べ進めると中から出てくる小豆は、さすがたいやきや屋さんだけあって、これだこれだ…甘党の心を鷲掴み。されに気づく…お茶室でいただくお抹茶をそのまま氷にかけたような抹茶の濃厚ぐあい。これは初めての味わいだわー。

自分用のお土産にたいやき(400円)2匹も追加。自宅に帰ってから早速いただきました。


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水蒸気を含んで、生地はしっとりもっちり香ばしい。ですが、外側はパリッと感も残していい感じ。尻尾までたっぷり詰まった小豆も風味も味わいも初めての出会い。30分以上かけて焼き上げる、目黒ひいらぎさんのこだわりを感じる逸品でした。ご馳走さまでした。


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【旅のメモ】
目黒ひいらぎ
住所:東京都目黒区鷹番3丁目18-3
電話番号:03-6412-7945
営業時間 平日 11:00-20:00 日祝 11:00-19:00 火曜日定休
東急東横線学芸大学駅下車

西口より徒歩約4分

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