ユリイカ2021年8月号 特集:台湾映画の現在 この夏おうちでじっくり読みたい1冊

ユリイカ2021年8月号 本・雑誌

神保町にある内山書店さんで購入したのは、昨日(2021年7月29日)から発売された「ユリイカ2021年8月号」。

ユリイカ2021年8月号

折角なので「本の街・神保町」で手に入れたくて、帰宅途中に寄り道しました。(実は出版されている青土社さんがあるのも神保町。そう、本の街には書店さんだけでなく、出版社さんも多く集まっているんですね。)

台湾関係の書棚を探していてすぐに見つけたのですが、他にも気になる本に出会い購入を迷う…が、お給料日前の寂しい懐具合を考えて次回に。「書棚の魔力」を改めて感じながらレジへ向かいました。その際、欲しい本を忘れないように、お店の方許可を得て書棚を撮影。

内山書店

どうですか?皆さんのココロを揺さぶられる本は見つかりましたか。

さて、「ユリイカ」の特集は「台湾映画の現在」。コロナ禍で台湾へ行けない今、映画の世界に浸って「台湾ロスを補う」というのもいいのかなと思います。そういう方が日本に多いようで、「1秒先の彼女」や「返校 言葉が消えた日」など、この夏、台湾映画が続々と公開・上映されています。

また、「台湾巨匠傑作選2021-ホウ・シャオシェン大特集」も東京、横浜、大阪などで開催・上映。私も新宿のK’s cinemaさんで鑑賞しました。老若男女を問わず幅広い年齢層の方々がお見えだったこと、台湾の方も多くお見えだったこと、売切・完売で泣く泣く見逃した作品があったことから、その人気の高さを改めて感じました。

ユリイカ2021年8月号

油断してました!甘く思っていました!「ユリイカ」のこと。まず、厚さと280ページを越えるページ数に驚き、そして小さな活字でビッシリと埋め尽くされた文章の波。かなり読み応えあります。最初値段少し高いな…と正直思っていたのですが、この内容であれば当然だな…と反省しています。

今の台湾映画に繋がるヒストリーや日本で上映されている作品を鑑賞するにあたり是非読んでおきたいインタビューなど、「台湾映画」に関して充実のラインナップ。コロナ禍で実際に映画館へ足を運ぶことが難しい方には、DVD化された作品を再度観たくなる作品ガイドもオススメです。

台湾映画に興味を持ち始めた方はもちろん、私のようにどっぷりその世界にハマっている方も、この夏おうちでじっくり読みたい1冊だと思います。

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