受託手荷物機内持込手荷物について

航空便利用の際に挙げられる手荷物は【受託手荷物・機内持込手荷物】のふたつに分けることができます。日本からもLCCが海外へ就航して、利用された方も多くいらっしゃると思います。フルサービスを提供するレガシーキャリア（航空会社）とのイチバンの違いは、1.機内持ち込み手荷物の重さの制限が厳しく、且つ正確に測定される。2.受託手荷物について原則として別途有料である。ということになります。では、この「受託手荷物」と「機内持ち込み手荷物」の違いについて改めて確認しておきましょう。

受託手荷物について

チェックインの際に航空会社のカウンターで預ける手荷物のことです。各航空会社・予約クラス・路線などによってその規定は異なっています。ここでは日本～台湾線について就航している各航空会社の適用条件を見ていきます。以下の内容につきましては、航空会社の都合等により予告なく変更となる場合があります。必ずご利用の際に最新情報を確認のうえ、荷造りなどご準備ください。

日本～台湾線の受託手荷物
【フルサービスを提供するレガシーキャリア】
各社それぞれ独自の無料手荷物許容量を定めています。それぞれ適用条件が異なりますので、違いをチェックしておけば、航空券を選ぶヒントにもなります。

○日本航空
重量制と個数制を併用
・ファーストクラス　縦・横・高さ3辺の合計が203cm以内で、且つ重さ32kg以内の荷物3個
・ビジネスクラス　　縦・横・高さ3辺の合計が203cm以内で、且つ重さ32kg以内の荷物3個
・プレミアムエコノミークラス
エコノミークラス縦・横・高さ3辺の合計が203cm以内で、且つ重さ23kg以内の荷物2個

○全日空
重量制と個数制を併用
・ファーストクラス縦・横・高さ3辺の合計が158cm以内で、且つ重さ32kg以内の荷物3個
・ビジネスクラス　縦・横・高さ3辺の合計が158cm以内で、且つ重さ32kg以内の荷物2個
・エコノミークラス/プレミアムエコノミークラス縦・横・高さ3辺の合計が158cm以内で、且つ重さ23kg以内の荷物2個

○チャイナエアライン
重量制を採用
・ビジネスクラス 40Kg
・プレミアムエコノミークラス 35Kg
・エコノミークラス 30Kg
なお、重量が32kgを超える大型手荷物については、預けることができない場合があります。予めご出発の24時間前までにコールセンターへ連絡を入れましょう。

○エバー航空
重量制を採用
・ビジネス/プレミアムローレル/ロイヤルローレル 30kg
・エリート 25kg
・エコノミー 20kg

○デルタ航空
重量制と個数制を併用
・デルタ・ワン、ファースト、ビジネス
縦・横・高さ3辺の合計が157cm以内、且つ重さ23kg以内の荷物2個
・メインキャビン
縦・横・高さ3辺の合計が157cm以内、且つ重さ23kg以内の荷物1個【LCC】
レガシーキャリアと違って、基本的には受託手荷物は全て追加代金が必要になります。なおこの代金は予約時に事前に申込する場合と、空港で当日申し出る場合とでは金額が異なることが多いです。

○ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)
割安な料金「ハッピーピーチ」には受託手荷物の代金は含まれておりません。重量に応じた追加代金を支払うか、1個分を含む料金「ハッピーピーチプラス」で予約することに。

○バニラ・エア(Vanilla Air)
割安な料金「わくわくバニラ」「シンプルバニラ」には受託手荷物の代金は含まれておりません。重量に応じた追加代金を支払うか、20kgまでの料金を含む「コミコミバニラ」で予約することに。
上記の2社同様に運賃タイプによって有料または無料で預けることになります。

○ジェットスター・ジャパン（Jetstar Japan）

○タイガーエア台湾

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