台湾のカッパドキア 野柳地質公園へ 台湾好行バスで訪ねる ふたつの女王頭とキノコ岩

野柳地質公園は、太平洋に長く1,700メートル突き出た細長い岬。新北市万里區にあります。長年の強い季節風や海水の侵蝕が作り出した自然の造形美は、別名・台湾のカッパドキアとも呼ばれています。

野柳地質公園への行き方

主なルートは3つ。まず1つ目台鉄基隆駅前から「台湾好行バス龍宮尋寶(西岸)線」を利用して終点の「野柳地質公園」で下車すぐ。夏期平日は09:00~17:00の間に1時間おき、土休日は08:00~運転日あ18:00の間で1時間おきに運行されています。冬期平日は全日は09:00~17:00の間に2時間おきの運行となりますのでご注意下さい。

また、MRT淡水駅からは「台湾好行バス皇冠北海岸線」を利用して「野柳地質公園」で下車すぐ。このバスは途中、朱銘美術館や金山老街がルートに入っているので、途中下車をしてみるのもいいですね。05~10月の平日は09:00~17:00の間に1時間おき、土休日は08:00~17:00の間で30分おきに運行されています。11~04月は全日は09:00~16:00の間に1時間おきの運行となりますのでご注意下さい。

台北西站A棟(台北駅西バスターミナル)から金山青年活動中心へ行く国光客運「【1815】臺北-金山青年活動中心」のバスに乗車して野柳で下車。バス停から野柳地質センターまでは10-15分程度歩きます。

他に滞在中のホテルやその周辺から出発し、九份など他の人気観光スポットと合わせて巡るオプショナルツアーも便利です。

上記は2016年1月現在の情報です。バスの運行ルートや運転本数などはよく変更が入ります。必ず最新情報を確認して利用してくださいね。

野柳地質公園 入場ゲートから園内へ

チケット売り場へ続くアプローチに並んでいたのは、これから訪れる女王頭や仙女靴など世界的にも有名な奇岩がこんな感じに↓

チケット(80台湾ドル)を購入して、入場ゲートを通り抜けて中へ。湿気を含んだ潮の香り・波の音に誘われて、さらに奥へと進んでいきます。遠く向こうに灯台が見えて、そこへつながる岬が1700メートル程続きます。

今にも雨が降り出しそうな空模様…ちょっと先を急いだほうが良さそうだな…

野柳地質公園で大人気!ふたつの女王頭

その手前で記念撮影をしている大勢の人たち。その先にあったのが女王頭。よく似ていますが、レプリカ。

女王頭

こちらは、先ほどご紹介した女王頭(クイーンズヘッド)のホンモノ。サイズの都合でどちらも横向きです。↓

北部海岸の名勝!目の前に広がる不思議な光景

見えてきたのは、巨大なキノコ?マッシュルームを思わせる岩。そこかしこから、むっくりニョキニョキと無数に生えています。1番目をひくだけあり、園内のおよそ180個ほどあるそうです↓

長い年月をかけて風化と海蝕が生み出した奇岩は、見るものにあれやこれやと想像力を膨らませてくれますね。

夕暮れ時、そろそろ日が暮れようとしてきました。駆け込みセーフでちょっと慌ただしい見学になりましたが、楽しむことができました。

野柳地質公園の基本情報

野柳地質公園
住所:新北市万里區野柳里港東路167-1号
営業時間 08:00-17:00

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